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過去最高にテンションが上がった日本3大弁財天・江島神社(えのしまじんじゃ)の歩き方① (神奈川県藤沢市)

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 日本三大弁財天に数えられる江島神社。言わずと知れたおなじみの観光スポットです。落ち着いて参拝できそうにないなと敬遠していたのですが、行ってみてびっくり。思った通り観光客であふれていましたが、そんなの吹っ飛んでしまうくらい今までで一番テンションが上がった参拝になりました。

 

 

 

 

 

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上の写真の番号に対応して以下の社が置かれています。

 

①辺津宮(へつみや)

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②中津宮(なかつみや)

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③奥津宮(おくつみや)

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岩屋(いわや)の中にある本宮814年空海が、中津宮853年慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)が創建し、辺津宮1206年慈覚上人良真(じかくしょうにんりょうしん)が源実朝(みなもとのさねとも)にお願いして創建したと伝えられます。奥津宮は岩屋に海水が入り込んでしまう4月から10月まで本宮の御本尊が移された場所で、創建は不明ですが1600年頃と考えられているそうです。

 

現在岩屋内には神様は祀られていません

 

順路で行くとと①②③の順で社を周ることになるのですが江の島は私が思っていた3倍高低差があり10倍の面積がありました。テレビで見ると遠景だったりするのでなんとなく見渡せるくらいの小さい島かと思ってましたが、とんでもない。大人でも一回りするとかなり疲れる広さです。

 

 

 

 

 

エスカー(有料エスカレーター)とべんてん丸(遊覧船)について

江島は山になっていて高低差がかなりあります。奥津宮のさらに奥にある岩屋(いわや)まで行くと、上ったり下ったりを繰り返し結構しんどいです。

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そのため、お子さんや年配の方でも参拝できるように「エスカー」という有料エスカレーターが用意されています。参拝ポイントから参拝ポイントまでをつなぐ3区間をエスカレーターであがることができます。エスカーの高低差が46mというのでマンションで例えて言うと16階まで自分の足で階段で上がるか、エスカー料金(大人360円小人180円)を払って楽をするか選択できると考えてみてください。歩く距離も最初の鳥居から岩屋(いわや)まで片道でおよそ1.5キロほどあるので体力に自信のない方、汗かきたくない方はエスカーの使用がおすすめです。(ちなみに使えるのは上りだけです。)

 

さらに、岩屋まで行ってみて「駅まで戻るのしんどいくて無理」という方は岩屋の近くから遊覧船(べんてん丸/大人400円小人200円)で江の島の入り口まで戻ることが可能です。ただ不定期便で天候が悪いと運航しないので確実に乗りたい場合は藤沢市観光センターに当日の午前10時頃に確認が必要です。詳細はこちら→藤沢市観光公式ホームページ

 

 

 

御祭神

江島神社には3つの中心的な社があり、それぞれ宗像三女神(むなかたさんじょしん)が一柱ずつ祀られています。宗像三女神は「誓約(うけい)」の神話でアマテラスがスサノオの十拳剣(とつかのつるぎ)を噛み砕いて吹き出した息から生まれた神様で一般に航海の安全交通安全をつかさどる道の神とされています。

 

辺津宮(へつみや)田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)

中津宮(なかつみや)市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)

奥津宮(おくつみや)多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)

 

の三柱で、この女神たちの総本社は福岡県宗像市の宗像大社です。他にも広島県の厳島(いつくしま)神社でも祀られていることが有名です。三姉妹の神様で文献によって違いますが「古事記」では③タギリヒメが長女、②イチキシマヒメが次女、①タギツヒメが三女とされています。イチキシマヒメは神仏習合では弁財天と同一神とされています。

 

 

 

神社の由来

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今の御祭神はどうやら後から移してきたもののようで、神社の由来とは直接は関係ないようです。

 

 神社の由緒書きによると神社の始まりには諸説あるようですが、平安時代中期に書かれた「江島縁起(えのしまえんぎ)」という書物によると、552年の4月12日~23日の朝まで大地が振動し、突如江の島が現れ、その時天女(弁財天)十五童子(じゅうごどうじ)白龍を従え、江の島に降りたったとされています。そして当時の天皇(欽明天皇)の勅命により江の島の岩屋(いわや)に神様を祀ったのが江島神社の始まりと伝えられます。(地質学的には7~8万年前に海底が隆起したものと考えられています。どちらを信じるかは個人の自由です・・・。)

 

上の写真は階段の途中に奉納されていた石像で、岩屋に降り立った弁財天十五童子白龍を表しています。

 

 

 

岩屋の中には江島神社・発祥の地がある

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こちらは岩屋(いわや)に向かう橋です。岩屋は海水の浸食によってできた洞窟で、700年役行者(えんのぎょうじゃ)が霊場を開き、その後、弘法大師・空海日蓮上人など多く名だたる高僧が修行された場所です。鎌倉時代には源頼朝北条時政が籠って祈願したとも伝えられています。

 

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ロウソクの行燈を渡され薄暗い中を進みます。

 

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低い所もあるのでかがみながら進むところもあります。

 

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所々に石仏が置かれています。おそらくどれもかなり古い貴重なものなのでしょう、透明のアクリル板のようなものでガードされています。

 

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左下に見える細長い石は自然の浸食ですが、日蓮上人の寝姿石と呼ばれています。

 

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こちらは江島神社発祥の場所です。今は何も祀られていないようですが、思わず手を合わせてしまいました。

 

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一度外に出て第二岩屋に入ります。

 

 

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こちらはイルミネーションで飾られていました。

 

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竜のモニュメントが飾られていました。江の島は2017年の台風の高潮の影響で大きな被害を受けたそうで、ネットで見かける岩屋の龍神像と違ったので、その時、流されてしまい新しい物を作り直したのかもしれません。

 

岩屋は安全のため天候によっては入れないこともあるようです。入場料は大人500円小人200円でした。

(今まで記載してきた料金はすべて2020年1月時点の金額です。)

 

 

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