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知っておくべき秩父夜祭(ちちぶよまつり)の見どころとおすすめグルメ!【有料観覧席のいい席・悪い席】 2019年12月3日埼玉県秩父市

(この記事は2019年12月3日の情報に基づいた体験談です。秩父夜祭にお出かけの際はその年の情報を再度確認してからお出かけください。)

 

 

京都祇園祭、飛騨高山祭と並ぶ、日本三大曳山祭(ひきやままつり)に数えられる秩父夜祭(ちちぶよまつり)秩父の総鎮守・秩父神社の例大祭で毎年その日の曜日にかかわらず12月2日と3日におこなわれるお祭りです。2日は前夜祭のようなもので3日が本番。期間中は全国から多くの観光客が訪れ賑わいます。西武秩父駅の前から秩父神社まで1キロ以上の道路が歩行者天国となり、たくさんの屋台が軒(のき)を連ねます。いたるところから太鼓や笛の音が響き続け町中がお祭りムード一色となります。

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秩父夜祭(ちちぶよまつり)は何の祭り?

秩父夜祭は江戸時代の寛文年間(1661~72年)にはすでに行われていた300年以上続くお祭りです。秩父は古くから養蚕業が盛んで、戦前までの産地としてしられていました。祭りの期間に「絹の市」という絹織物の市が開かれ、そこから、別名「お蚕祭り(おかいこまつり)」とも呼ばれていたそうですが、近年の日本人のライフスタイル変化とともに絹の需要も減り、「絹の市」は開かれなくなりました。それが最近、かつての姿を取り戻そうと市を復活させたようで、規模はそれほど大きくないですが「絹の市」が開かれ、色とりどりの絹製品が並んでいました。

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 奉納品の中にも絹にちなんでこんなものがありました。

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境内もにぎやか

境内ではお囃子をバックに奉納神楽(かぐら)が演じられ、お祭りを盛り上げていました。

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こちらは神馬舎(しんめしゃ)です。本物の馬が奉納されています。

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馬は神様の乗り物。神様が人間の願いをかなえるときは馬に乗ってやって来るとされているため馬が奉納されます。神社で願いごとを書く絵馬の語源でもあります。

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豆を購入し桶の中に入れ、神馬に食べてもらいます。この写真の頃には食べすぎたのか豆が桶に入れられても見向きもしません。心なしか目もうつろで「もうお腹一杯。帰りたい。」と声が聞こえてきそうです。

 

参拝は当然大行列。夜は境内は入場規制がかかってしまうので明るいうちに皆さん参拝に訪れます。

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 なんといっても見どころは6台の山車

明るいうちは山車は、境内や歩行者天国の途中に展示されるように置かれています。夜になると、写真が撮りずらいので昼間は一生懸命、細部を撮影しました。

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彫刻が美しく見入ってしまいます。これらはどれもお祭り前にくぎを使わずに組み立てられているそうです。職人の技術が集約した、まさに芸術品です。

山車は全部で6台あり、4台が屋台(やたい)、2台が笠鉾(かさぼこ)と呼ばれています。屋台は歌舞伎を演じる小舞台にもなる山車です。下の写真は屋台歌舞伎が終わり舞台を山車に戻しているところです。笠鉾は本来はテッペンに花笠(花の装飾が連なった棒が四方八方にしなり垂れ下がり傘のようになったもの)をつけるようなんですが、大正3年に巡行路に電線が架設され高さに制限ができてしまったため、つけることができなくなってしまったようです。夜の曳行では代わりに幣(ぬさ)のようなものが刺さっているのが見えました。それが下の2枚目の写真です。

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夕方ごろから山車に提灯をつけ始めました。いよいよ動き出す準備です。

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 団子坂から現れる幻想的な山車

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こちらが団子坂(だんござか)です。夜、街中を曳き回した6台の山車は、最後にこの坂を越え、市役所横の広場に集まります。12~20tある山車を威勢のいい声に合わせて引っ張りあげるのがこの祭り最大の見せ場です。

 

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団子坂を上りきると、そこが有料観覧席が設置された市役所横の広場(御旅所)です。

 

 

そして、夜。

 

 

 

 秩父駅前にて6時ごろです。

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山車が街中でゆっくりと曳きまわされます。パンフレットに観覧ポイントが紹介されているので、間近で見ることができます。

 

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方向転換はてこの原理で山車の後輪を持ち上げ、回転椅子のような仕組みの道具を車体の下に挟み込みギシギシ音を響かせながらゆっくりと向きを変えます。角を曲がる度にこの作業はかなりキツそうです。

 

 

財布の中がすっからかんになりましたが、広場の有料席(6000円)をとったので19時頃に席に着き、そこから断続的に3時間以上続く花火を眺めながら山車が広場に入ってくるのを待つことになりました。

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暇になったのでこんな写真撮って遊んでました。

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そしてこちらが団子坂からせりあがる様子。当日券でいい席ではなかったので近くから臨場感のあるシーンは撮影はできませんでした・・・。

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広場は太鼓の音や氏子さん達の声で活気にあふれています。ただ死ぬほど寒い。氏子さんたちの薄着を見ているだけで頭が痛くなってきます。

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三時間ほどかけて6台上がってくるのですが、2時間観覧した辺りで寒さで逆に温かくなってきて、眠くなり天使のようなものが見えてきたので5台目が上がりきったところでリタイア。

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こちらは命がけでとった5台目が上がりきった広場の様子です。

6台そろったところは皆さんのその目で確かめてきてください!(後付け)

 

 

 おすすめグルメ

お祭りの屋台ってお腹膨れないものが多いし高いので、自分としてはなかなか手が出しにくいのですが、この秩父の郷土食「おっきりこみ」なるものは大満足。

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豚汁風のほうとうです。冷えた体にこのあったかいほうとうは体にしみる。食べ応えもあり、500円。最高でした。(お祭りでけちけちすんなよと思ってる方、すみません・・・。)

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 うまい!!

 

そしてこちらは帰りに買った秩父土産名物、ちちぶ餅。やんわらくゎ~い餅の中にあんこが入っている。こちらもうまい!!

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有料観覧席を購入してみて思ったこと

 有料観覧席はネットでも購入期限が過ぎてしまっていて、他の方のブログに「人気があるので早めに購入しないとなくなってしまう」と書いてあったので、もう無理かと思ってあきらめていたのですが、当日3日の14時頃問い合わせてみたら一番後ろの席ですが1席あいていて購入することができました。また、広場以外にも団子坂近くに有料席がいくつか設けられていましたが、当日券がまだあるようでした。

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真ん中の建物が市役所ですが、私が座ったのは広場の写真右側の一番後ろの席です。座席は長いベンチが設置してあり、そこに座席番号がふってありました。隣同士がかなり狭く、花火が真後ろで上がるのでその度首だけを後ろに向けなければならないので体勢的にかなりきついです。一番後ろの席だったので気にせず後ろ振り返れましたが、前の方の席は後ろの人が花火の方見てなければ面と向かう形になり、大分気まずい思いをしながら眺めないといけなさそうです。花火を見るには最悪の状況と言えます。普通に通りで見ていた方が気楽ですし、大迫力で見れます。

 

4人組のマダムが立ち上がって後ろ向いて、「すごーい。こんなにきれいに見えるじゃん。全然見えないって聞いてたのに。きれーい。」って大騒ぎしていましたが、いやいやそのおかげで後ろの人達全く見えてませんよって喉元まで出ましたが無粋だと思い引っ込めました。マダム達のような図太い神経のある方はこの席でも大満足かもしれないです。

 

なので断然、写真の左側のスタンドがいい席です。団子坂も近いですし、山車も目の前を通ります。山車を横目に花火を見ることもできます。おそらく発売すぐに購入すると左側の席が取れるのだと思います。

 

席によって値段が違うのかはわかりませんが、私が購入した席は6000円でした。団子坂付近は交通規制がかかり、道路脇での観覧ができないようで団子坂が見たい人はどうしても有料席が必要になります。この値段が高いと思うか安いと思うかはその人次第といったところでしょうか。

 

そしてとにかく知っておいてほしいのは死ぬほど寒いということです。一見提灯の明かりで温かそうですが、大晦日やお正月のような焚火の類も一切なく、秩父という土地柄もあるので山中で遭難した時と同じくらいの寒さだと覚悟してください。特にベンチから冷気が伝わってきて、下半身から冷やされます。慣れてる人なのか座布団持参してきている人もいました。とにかく下半身を温かくする準備が必要だということだけお伝えしたいです。

 

帰りの電車

もう一つ注意してほしいことがあります。帰りの夜の電車は特急はほぼ満席で切符を買おうとしても買えないということです。どの時点で売り切れるのかはわかりませんが遠くから電車でお越しの方はなるべく早いタイミングで帰りの切符を購入しておくことをおすすめします。

 

 

長々と書いてしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!来年以降いかれる方は参考にしてみてください!温かい格好して風邪ひかないようにしてくださいね!

 

 

(年々状況は変わるので詳しいスケジュールやお祭りの内容などは必ず公式のホームページなどで確認してからお出かけください。よろしくお願いします。)