信州の人

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奈良時代の女性はどんな化粧をしていたのか?

私の昔の高貴な日本人女性の恰好と言ったらこんなイメージでした。

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長く垂れ下がった髪。豪華で重そうな十二単(じゅうにひとえ)。おしろいで真っ白な顔に紅を塗った口元と変な眉。出てくるのは百人一首で描かれているようなこんな女性のイメージ。

 

上の写真は東京国際フォーラムで展示されたジオラマです。もっとさかのぼれば日本の昔の女性装束と言ったら卑弥呼の時代あたりの布切れを巻いて腰を紐で結んでる姿が浮かびます。ところが展示場を回っていると見慣れない姿をした女性の人形が。それがこちらです。

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えっナニコレ。外国人?

 

と思ったのですが、調べてみると冒頭の装束は日本独自の文化が発展した平安時代以降の衣装のようで、上の二枚の写真は仏教が伝来したころ(飛鳥時代)から平安時代の初め頃までに見られた中国の宮廷文化の影響を受けた日本女性の装束だったようです。(髪が茶髪なのは色々検索しても情報出てこないし、当時外国人女性が給仕していたとも考えられないので最後まで謎でした・・・。)

 

当時、流行りの髪形は頭上一髻(ずじょういっきつ)と呼ばれ、頭上で髪の毛を一つに結わえたものです。はじめは男性の髪型でしたが、後に女性にも広まったようです。髻(もとどり)の大きさは身分・男女によって大きさ等に違いがあったとか。ジオラマの中の女性にはこの髪型はいなかったのですが、仏像にもみられる髪型ということなので仏像の写真を載せておきます。

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Wikipediaより転載

ガンダーラの仏立像(1-2世紀)東京国立博物館

 もう一つ主に女性たちの中ではやったのが頭上二髻(ずじょうにきつ)で髻(もとどり)が二つのタイプです。それが先ほどのジオラマの女性の髪形です。

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個人的には平安時代以降の姿よりもこちらの方がずいぶんおしゃれに感じます。

 

ふと思ったのが、そういえば「浦島太郎」の乙姫様って絵本だとこんな感じの姿だったなということ。竜宮城は中国の宮廷をイメージしたのでしょうか。それとも飛鳥・奈良時代の日本の宮中をイメージしたのでしょうか。ふつふつと興味が湧いてきましたが、それはまた別の機会に。

 

 


それでは次にお化粧を見てみましょう。日本にこんな文化があったんだ。額と口元の点は一体何なのか調べてみました。

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どうやら上の写真に見られる顔に描かれた額の4つの点は花鈿(かでん)、口元の2つの点はよう鈿(ようでん)といわれるものらしいです。起源は諸説あるようですがその一つを紹介します。

中国三国時代の呉国に鄧夫人という美女がいて、誤って頬を傷つけられてしまいました。すぐに手当てしましたが、その傷は完全には治らず赤い斑点が残ってしまいます。ところが、その斑点が逆に魅力的で美しいと評判になり、他の女性たちまで真似するようになっていったとか。

泣きぼくろがかわいいとか、口元のほくろがセクシーとかいってメイクで描いたりするのと同じですね。

のように花鈿(かでん)・よう鈿(ようでん)や当時の流行の髪型は中国文化の影響を多大に受けていたようです。このようなファッションが海を越えて日本に入ってきたことを思うと、国境をこえた女性共通の美意識の高さに驚かされます。

 

最後にYouTubeで平城京天平祭の動画があったので貼っておきます。頭上一髻(ずじょういっきつ)、頭上二髻(ずじょうにきつ)、花鈿(かでん)よう鈿(ようでん)が確認できます。ただとにかく美人がみたいという人にもおすすめです(笑)。


平城京天平祭 2018 華やかな平城京天平行列 NARA JAPAN

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました!

 

 

 

万葉集にはどんな歌が詠まれているのか?  ~令和の由来ともなった「梅花の宴」~

前回の記事では令和の由来について東京国際フォーラムに展示されていた解説とジオラマを参考に紹介しました。

今回は令和の年号の典拠となった万葉集の中の『梅花の宴』の場面で歌われた32首の歌を紹介します。

 

が、ちょっとその前に万葉集とはどのような歌集なのかを簡単に調べてみました。

 

Q 『万葉集』とはいつ頃編纂された歌集なのか?

A 7世紀後半から8世紀後半にかけて編纂された(わが国最古の歌集)。長年にわたり複数の編者の手が加わり、最終的に大伴家持(おおとものやかもち)の手によって完成されたとされている。

 

Q 誰が詠んだ歌なの?

A 作者は天皇、貴族から下級官人、農民、防人など身分を問わず様々。日本各地から歌が集められ、収められている。

 

Q どのくらいの歌が収められているの?

A 約4500首。全20巻にまとめられている。

 

この『万葉集』の中の「梅花の宴」のシーンは梅の花の下で行われた宴会で詠まれた32首が収められています。場所は、今の福岡県に置かれていた大宰府の長官・大伴旅人(おおとものたびと)の邸宅で、庭でお酒や食事を楽しみながら歌を詠んだ様子が序文に描写されています。下のジオラマでその時の様子を再現しています(東京国際フォーラム展示)。

(序文の現代語訳は冒頭の前回記事のリンクから確認できます。)

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およそ1300年程前の日本人は梅の花を前に一体どんなことに感動し、どのように表現したのでしょうか。それでは32首の和歌と現代語訳を見てみます。

 

 

①正月(むつき)たち 春の来たらば かくしこそ 梅を招きつつ 楽しきを経(へ)め

(正月になって春がきたならば、今後も毎年このように梅を見ながら楽しい事の限りを尽くしましょう。)大弐紀卿

 

②梅の花 今咲ける如(ごと) 散り過ぎず 我が家(へ)の園(その)に ありこせぬかも

(梅の花よ。今咲いているように、いつまでも散ってしまわずにこの家の庭に咲きつづけてくれないか。)少弐小野太夫

 

③梅の花 咲きたる園の 青柳は かづらにすべく 成りにけらずや

(梅の花の咲いているこの庭の青柳もまた、髪飾りにすることができるほど立派になったではないか。)少弐栗田太夫

 

④春されば まず咲く庭の 梅の花 ひとり見つつや 春日(はるひ)暮さむ

(春になると最初に咲く庭の梅の花を、私ひとりで眺めつつ春の日を過ごすなどどうしてできようか。)筑前守山上太夫(山上憶良)

 

⑤世の中は 恋繁(しげ)しゑや かくしあらば 梅の花にも 成らましものを

(世の中は恋に苦しむことが多いものだ。それならばいっそ梅の花にでもなってしまいたいものだ。)大豊後守大伴太夫

 

⑥梅の花 今盛りなり 思うどち かざしにしてな 今盛りなり

(梅の花は今が盛りだ。親しき人々よ、かんざしにして飾ろう。今が盛りだ。)筑後守葛井太夫

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⑦青柳(あおやなぎ) 梅との花を 折りかざし 飲みての後(のち)は 散りぬともよし

(青柳と梅の花を折って髪飾りにして、酒を飲んだその後は梅の花はもう散ってしまってもかまわない。)笠沙弥

 

⑧わが園に 梅の花散る ひさかたの 天(あめ)より雪の 流れくるかも

(我が家の庭に梅の花が散っている。それとも天から流れるように雪が降っているのだろうか。)主人(大伴旅人

 

⑨梅の花 散らくはいづく しかすがに この城(き)の山に 雪は降りつつ

(前の旅人の歌をうけて)どこに梅の花が散っているのですか。それにしても、まだ春は浅く、この城の山には雪が降り続いていますよ。(旅人の比喩に調子を合わせている)大監伴氏百代 

 

⑩梅の花 散らまく惜しみ わが園の 竹の林に うぐいす鳴くも

(梅の花が散るのを惜しんで、私の庭の竹林にうぐいすが鳴いているよ。)少監阿氏奥島

 

⑪梅の花 咲きたる園の 青柳(あおやぎ)を かづらにしつつ 遊び暮らさな

(梅の花の咲いている庭の青柳を髪飾りにして、梅の花を眺めつつ一日を遊び暮らしましょうよ。)少監土氏百村

 

⑫うち靡(なび)く 春の柳と 我が宿の 梅の花とを いかに分かむ

(たなびいている春の柳と家の梅の花と、どちらが優れているのかなど、どうして判断できようか。)大典史氏大原

 

⑬春されば 木末隠(こぬれがく)れて 鶯ぞ 鳴きて去(い)ぬなる 梅が下枝(しづえ)に

(春になると、梢の茂みに隠れている鶯が、鳴いては飛び移ったりしている。梅の下枝に。)少典山氏若麻呂

 

⑭人ごとに 折りかざしつつ 遊べども いや珍らしき 梅の花かも

(みなそれぞれ(枝を)折り髪飾りにして遊んでいるが、飽きることがなくて、ますます素晴らしい梅の花だなあ。)大判事丹氏麻呂

 

⑮梅の花 咲きてちりなば 桜花 継ぎて咲くべく なりにてあらずや

(梅の花が咲き散ってしまったならば、つなぐように桜の花が咲きそうになっているではないか。)薬師張氏福子

 

⑯万代(よろずよ)に 年は来経(きふ)ども 梅の花 絶ゆることなく 咲き渡るべし

(はるか長い歳月を経ても、梅の花は絶えることなく咲き続けるだろう。)筑前介佐氏子首

 

⑰春なれば 宣(うべ)も咲きたる 梅の花 君を思ふと 夜眠(よい)も寝(ね)なくに

(春になってなるほどよく咲いた梅の花よ。君がいつ咲くかと自分は夜も眠れなかったのに。)壱岐守板氏安麻呂

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⑱梅の花 折りてかざせる 諸人(もろひと)は 今日の間(あひだ)は 楽しくあるべし

(梅の花を折り髪飾りにして遊ぶ人々は、今日一日がさそかし楽しい事だろう。)神司荒氏稲布

 

⑲年のはに 春の来たらば かくしこそ 梅をかざして 楽しく飲まめ

(毎年春が来たならばこうして梅をかざして楽しくお酒を飲もう。)大令史野氏宿奈麻呂

 

⑳梅の花 今盛りなり 百鳥の 声の恋しき 春来たるらし

(梅の花は今が盛りだ。色々な鳥たちの声の恋しい春がやってきたようだ。)小令史田氏肥人

 

㉑春さらば 逢はむと思いし 梅の花 今日の遊びに あひ見つるかも

(春になったら会おうと思っていた梅の花に、今日のこの宴の席で出会えましたよ。)薬師高氏義通

 

㉒梅の花 手折りかざして 遊べども 飽き足らぬ日は 今日にしありけり

(梅の花を手折り髪に飾って遊んでも、遊び足りない日とはまさに今日のことだなあ。)陰陽師磯氏法麻呂

 

㉓春の野に 鳴くや鶯 懐(なつ)けむと 我が家(へ)の園に 梅が花咲く

(春の野に鳴く鶯。その鶯を呼び寄せようと我が家の庭に梅が花を咲かせている。)算師志氏大道

 

㉔梅の花 散り乱(まが)ひたる 岡傍(び)には 鶯鳴くも 春片(かた)設(ま)けて

(梅花の散り乱れる岡の辺りに鶯が鳴き、春がますます深まっていく。)大隈目榎氏鉢麻呂

 

㉕春の野に 霧立ち渡り 降る雪と 人の見るまで 梅の花散る

(春の野に霧が立ち渡って、雪が降るのかと人が思うほどに梅の花が散っている。)筑前目田氏真神

 

㉖春柳(はるやなぎ) かづらに折りし 梅の花 誰(たれ)か浮(うか)べし 酒杯の上に

(髪飾りにするために折った梅の花を、酒盃の中に誰が浮かべたのだろうか。)壱岐目村氏彼方

 

㉗鶯の 声(おと)聞くなへに 梅の花 吾家(わぎへ)の園に 咲きて散る見ゆ

(鶯の鳴く声を聞くのにつれて、梅の花が我が家の庭に咲いては散るさまが見える。)対馬目高氏老

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㉘我が宿の 梅の下枝(しずえ)に 遊びつつ 鶯鳴くも 散らまく惜しみ

(我が家の美しく咲いた梅の下枝で遊びながら鶯が鳴いている。梅の散るのを惜しんで。)薩摩目高氏海人

 

㉙梅の花 折りかざしつつ 諸人(もろひと)の 遊ぶを見れば 都(みやこ)しぞ思ふ

(梅の花を折りかざして人々が遊ぶのを見ていると、都のことが思い出される。)土師氏御道

 

㉚妹(いも)が家(へ)に 雪かも降ると 見るまでに ここだも乱(ま)がふ 梅の花かも

(恋しい人の家に雪が降るのではないかと思うほどに散り乱れる梅の花だ。)小野氏国堅

 

㉛鶯の 待ちかてにせし 梅が花 散らずありこそ 思ふ子がため

(鶯が開花を待ちわびていた梅の花よ。散らずにいてほしいものだ。わが愛するひとのために。)筑前掾門氏石足

 

㉜霞(かすみ)立つ 長き春日(はるひ)を かざせれど いや懐かしき 梅の花かも

(霞の立つ長い春の日に髪飾りにしているが、なおも恋しい梅の花だ。)小野氏淡理

 

(以上、東京国際フォーラム展示解説・現代語訳を参考に意訳)

 

 

いかがだったでしょうか。現代の生活のような多様性はないので、みな似通った語彙が使われていますが、それでも様々な角度から、おもいおもいに気持ちを表現しています。新しい発見だったのは梅花や柳で、髪や冠を飾るのが昔の人にとってはこの上ない贅沢な遊びだったことが読み取れることです。美術館やコンサート会場なんかなくても、花とお酒と自作の歌で楽しめるその精神性は豊かでうらやましく思います。

 

今まで和歌を作ろうなんて思いもしませんでしたが、梅の咲く季節に自分でも和歌を作ってみるのも悪くないかもしれないと思いました。皆さんも梅を見たらその思いで一句作ってみてはいかがですか?

 

ここで一句・・・。

 

 

 

 

 

・・・と思いましたが何も浮かばない。びっくりするほど浮かばない。梅がないからだな・・・。たぶんそうだ。来年、梅が咲くまで持ち越しです・・・。きっと来年いいのが思い付くはずです。たぶん。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました!

腸と脳のつながりを知れば痩せる

世の中に腸の調子を整えると謳う健康食品はものすごい数の種類のものが宣伝・販売されています。ですから、なんとなくお通じにいいとか、痩せるとか、健康にいいとかイメージするとおもいますが、具体的に何がどういいかはよくわかってないという方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。ただただ、なんとなくそういうものを口にするのと、どう体に効くかを知って口にするのとでは全く効果が違います。例えば、ボディービルダーがトレーニングをする時、この動きがどこの筋肉に効いているかを知り、そこを意識して、理想的な筋肉をイメージするとより筋肉への効果が大きくなるそうです。それと同じように、腸がどういう仕組みでできていて、腸にいい物を食べるとどこにどう作用するのか理解すると、イメージが効果を増大させるのです。

 

それではまず、腸内環境を整えるということが心と体を最高のコンディションにするために重要な役割を担っているということから説明します。体は腸内環境が整えば、やる気や集中力が高まり、活力がみなぎってくる仕組みになっているんです。

 

脳腸相関という言葉があり、脳と腸には深い関係があることが知られています。

脳の状態が腸に影響を与えるのはわかりますよね。緊張や恐怖でお腹キュウっとなったり、お腹壊したりすることありますよね。それも脳腸関係なんですが、逆に腸の状況も脳に影響を与えると言われています。

 

それには生物の進化の順番がかかわっています。地球上ではまず初めに何かのきっかけで単細胞生物が現れます。それが多細胞生物になり、様々な動物に進化していきました。その進化の過程で一番最初に誕生した臓器がだと言われています。ほとんど腸しかないような生き物がまず誕生して、生存競争の中で、少しでも効率的に餌を見つけられるよう腸が進化していきます。そのよう過程で生まれた多様な機能が枝分かれし、その役割が特化され発達したものがその他の臓器なのです。

 

つまり、脳も腸から生まれた臓器の一つなのです。

 

そう考えると生き物は腸が本体でその他の臓器は機能を高めるオプションにすぎないと考えることもできるのです。脳が体の中心という考え方から脱し、腸を気遣った生活が、強い心と体を作るために必要なのです。

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では、具体的にどのような仕組みで腸内環境が、脳に良い影響を与えるのでしょうか。科学的な視点で見てみましょう。

 

脳内の神経伝達物質にセロトニンというものがあります幸福感を与えたり、やる気をおこしてくれる物質です。セロトニンを作るためには食べ物のたんぱく質を分解し、トリプトファンという物質を作る必要があります。それを材料にセロトニンを製造するのですが、その製造工程で様々なビタミン類を必要とします。

そのビタミン類を食品の中から取り出す仕事をしてくれているのが腸内細菌なのです。

 

つまり、いくら口からたんぱく質とビタミンを体の中に取り込んでも、腸内細菌が元気に働かなければ、いつまでたってもセロトニンは作られないのです。日々の気分も腸内細菌の機嫌次第と言えるでしょう。家族や友達、社会に支えられて生きていると日々感謝して生きている人でも、さすがに自分の心も体も腸内細菌に支えられて生きていると感謝して生きてはいないと思います。感謝しましょう。そうすれば、腸に悪い不摂生もできなくなってくると思います。

 

さらには睡眠を促すメラトニンという物質もこのセロトニンから作られています。よい睡眠も腸内細菌のおかげなのです。ぐっすり眠れたら再び、腸内細菌にありがとうと言ってあげましょう。

 

それでは腸内環境を整えるにはどうすればいいのか具体的な方法に興味のある方は続きをどうぞ↓

 

 

 

カテゴリーの「ダイエット」で他にもまとめたものがあるのでよかったらご覧ください!

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腸内細菌を味方にすれば痩せる

腸の中には1000兆個の腸内細菌がいると言われています。重量にするとなんと1.5キロから2キロもあるそうです。生まれたての赤ちゃん4~6人分と思うとぞっとしますが、それが全部自分の味方になればこんなに心強いことはありません。味方にできるかどうかは普段の生活次第なのです。

 

体内の腸内細菌は人によって違いますが、およそ3万種類あるといわれ、大きく善玉菌悪玉菌日和見菌の3つに分かれます。おそらくこの中で一番知名度の低いのは日和見菌ですが、実は腸内細菌の4分の3がこの日和見菌です。ちなみに次に多いのが悪玉菌で、一番少ないのが善玉菌です。日和見菌は名前の通り、善玉菌、悪玉菌の様子をうかがい、有利な方に加勢するというお調子者です。数の少ない善玉・悪玉菌ですが、どちらが優位になるかで腸全体の環境が全く変わってしまうのです。しかも、善玉菌優位の環境では悪玉菌さえ体に有用な働きをするようになるので、すべてが自分の体の味方に付くことになるのです。

 

ただし、注意が必要です。それなら乳酸菌系の栄養機能食品をたくさん食べて、善玉菌を増やそう考える人もいるとおもいます。しかし、その前にやるべきことがあるのを忘れてはいけません。腸内細菌にとって重要なのは腸内環境で、いくら口から善玉菌そのものを取り込んでも腸内環境が悪ければ活発に働くことができず死滅し、また元の悪い環境に戻ってしまうのです。どんないい種でもいい土壌と適した気候でなければいい実をつけない。それと一緒です。腸内を善玉菌の屍の山にしないためにも環境を整えることが何よりも大切です。

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日々、腸内環境を最高の状態に保とうという姿勢で自分のお腹と向き合っていきましょう。それでは腸内環境を整え、腸内細菌にとってよい土壌を作るために具体的にどのような方法があるかを調べてみました。

 

 その方法はこちらです↓


 

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食物繊維の役割を知れば痩せる

腸内環境を整えるには善玉菌を優勢にすることが必要です。

どうすれば善玉菌が優位になる腸内環境をつくれるのでしょうか?一番シンプルでよく知られる方法が食物繊維をたくさん摂るということです。食物繊維が体の中でどう働いているのかを知って、イメージできるようになりましょう。

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食物繊維について理解を深めて、食物繊維を多く含んだ食事をとる時にサプリメントを飲むような、もしくは腸内細菌(善玉菌)に最高のエサを与えるような、わくわくした気持ちで、食物繊維を口の中に入れるようになりましょう。

 

まず、食物繊維が体に与える効果を説明します。食物繊維をとることは腸内細菌全体の数の増加につながり、善玉菌優位の腸内環境を生み出すことができます。また善玉菌優位の腸内環境では他の日和見菌(利害のない菌)や、なんと悪玉菌さえも、すべて体に有益に働く味方になることが分かっています。きれいな腸で腸内細菌の数が増えることは腸の総合力アップにつながるのです。

 

それではなぜ食物繊維が腸内細菌を増やすのか説明します。

 まず、食物繊維には水に溶けやすい水溶性と、溶けにくい不溶性の2種類があります。

 

水溶性食物繊維腸内細菌の大好物です。大腸内で発酵・分解され、腸内細菌を増やしてくれます。海藻・豆類・ネバネバ系の食品に多く含まれます。細かく食材を覚えようとすると偏った食事をしてしまいがちなので、ざっくりとした覚え方のほうがいいと思います。これさえ食べればいいなんてものはないので、偏った摂り方をしないように気を付けましょう。

 

一方、不溶性食物繊維は体内で膨らんで腸内のごみをからめとってくれます。腸の清掃員的な役割を果たしてくれるわけです。それが集まって最終的には大便になるのですが、意外にも大便に含まれる食物繊維などの未消化の食べかすは数パーセントにすぎません。あとの大半は水分ですが、なんと残りは死んだ腸内細菌と古くなった腸壁細胞のカスでできているのです。つまり、不溶性食物繊維は腸内をアカスリのように擦り取って吸着させ、元気な腸壁によみがえらせてくれるのです。そうすると、同じ重量のものを食べていても、食物繊維の量が多いほど大便の量が多くなってきます。たくさん出たらにんまりしてください。

 

この清潔な腸内が善玉菌を優位に導く腸内環境なのです。不溶性食物繊維は野菜はもちろんキノコ類・豆類・ネバネバ系の食品に多く含まれます。なので、不溶性・水溶性食物繊維の両方を上手にとるには豆類・ネバネバ系、海藻・キノコを摂取するのを心掛ければ大丈夫なようです。

 

と言ってもこだわりすぎないで下さいね。1日ジャンクフードで過ごしてしまっても、

次の日また気を付ければいいわけで、完璧にやることにこだわらず意識し続けることが大切です。

 

動物性のたんぱく質は腸内で腐敗し腸内環境を悪くするという説もありますが、肉や魚、卵にも必要な栄養素が多く含まれます。食物繊維の力を信じて、同時に摂れば問題ありません。むしろ食べたいのに我慢するストレスや、肉や魚を食べるのは駄目なことだという否定形の考えが持つネガティブな負の力の方が体に悪い気がします。

ただ、体質にもよるので最終的には何を食べるかは自分の体の反応を、自分の体の声を感じてみてください。

 

私自身も菜食生活をしてみたこともありますが、完全に肉魚を抜いてしまうと、どうも調子が悪いので少なめに肉魚を摂るようにしてみたりと色々試行錯誤しています。

 

 以上摂るべき食材について話してきました。

しかしとってはいけないものもあるのです。詳しくは下の記事をどうぞ。

www.kenkobit.site

 

 

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腸内環境の敵を知れば痩せる

今回は、食べるべきでない食品について書きます。食物繊維で腸内環境をいい状態に保っていても台無しにしてしまうものがあります。それが…

 

①保存料と防腐剤などが多く使われる加工食品。

②砂糖

この二つです。

 

①の保存料・防腐剤は菌の繁殖を抑えるために使われているので、当然お腹の中で大事に育てている腸内細菌にも悪影響を及ぼします。善玉、悪玉関係なく腸内細菌はビタミン類の合成・摂取や、免疫力の強化など人間が生きていくための大切な役割を担っており、人間と腸内細菌とは共存関係にあります。保存料や防腐剤で腸内細菌の全体量が減ってしまえば、いくら体にいいものを食べても大事な栄養素を吸収することができず、栄養不足の体になってしまうのです。ビタミンをうまく吸収できず、カロリーばかり吸収してしまえば、代謝の悪い脂肪のたまる体が出来上がってしまうのです。言い方悪いですが腸内細菌が弱ってしまうと、どんなに体にいい物を食べても病弱で疲れやすい肥満体になっていくのです。大事な腸内細菌たちに毒まんじゅうを食べさせるようなことはするべきじゃないんです。

 

とは言うものの今の時代、食品添加物を全くとらずに生活するのはほぼ不可能です。できる範囲で気を付けるのが大切です。例えば、コンビニ総菜・レトルト食品・インスタント食品をなるべく買わないよう心掛けたり、おやつや間食をお菓子やアイスなどじゃなく果物やプレーンヨーグルトに変えたり、清涼飲料水を飲みたくなってもお茶や100%果汁にしてみたりと自分の体質に合った方法を探してみるのが大切です。とにかく腸内細菌に無関心にならないことが大切です。

 

続いて②の砂糖です。砂糖は胃や腸の動きを一時的に止めてしまう作用があります。一日中甘い物を口に入れてるような人が便秘になってしまうのはこのためです。だから、ハンバーガー屋のセットメニューのように食事をジュースで流し込むようなことは胃腸からしてみたら拷問でしかないのです。胃腸の働きを弱めつつ食べ物を流し込む、車で例えたらアクセルとブレーキ両方全力で踏み込むようなもので自分の愛車にそんなことできますか。やめときましょう。

 

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胃や腸の動きが止まってしまえば、食べたものはなかなか流れていきません。食べ物は体内では非常に腐敗しやすい状況にあるため、消化途中の食べ物にいつまでも体内に居座られると、腐敗し悪玉菌優位の腸内環境になってしまいます。川の流れもよどめば水は濁るように、体の中であっても食べ物も流れがよどめば腐るのです。速やかに消化し排便するためにも、お菓子や清涼飲料水は極力摂らないほうがいいのです。甘い物が欲しくなったら果物を食べるようにしてみたらどうでしょうか。それでも我慢できないとなったら、ビタミン・ミネラル・食物繊維を含むアンコを使った和菓子にしてみるなど、ちょっとずつでもよりベターな方を選択していきましょう。

 

 

しかし砂糖がダメといっても強迫観念にとらわれ、料理に使われている砂糖まで気にし始めたらきりがありません。健康な身体を手に入れる前に、心が弱ってしまいます。間食のお菓子をやめてみるくらいでかまわないと思います。とにかくコンビニやスーパーで売られてるようなお菓子は添加物や砂糖の塊で、腸内細菌からしてみたら、ただの毒まんじゅうです。甘い匂いに誘われて大事な腸内細菌を殺してしまうことがないようにしましょう。

 

あえてもっと砂糖の怖さを知りたい方はこちらをご覧ください。

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よく噛むことの痩せる以外の5つのメリット

「よく噛んで食べなさい」

注意されたことがある人は多いと思います。

しかし、どんなに乱れた生活をしても

体力有り余る子供時代、

その言葉は全く心に響きませんでした。

しかし中年に差し掛かろうとする今、

その言葉がどんなに重いか知ることになりました。

昔から言われているこんなにシンプルな助言ですが、

科学でその言葉の正しさは証明されています。

とてつもなく奥深い金言だったのです。

昔の人の身体感覚は本当にすごい。

 

まず、よく噛んでたべれば痩せます。

この仕組みを説明します。

人は食事をすると血糖値が上がり

満腹中枢を刺激します。

刺激されると満腹感を得て、

食べることをやめます。

この過程には30分ほど時間が必要となります。

血糖値が上がる前に

食べ物をかきこんでしまうと、

必要以上の量を摂取して、

お腹が張って苦しくなるまで

十分な量をすでに食べてしまっていることに

気づけないのです。

よく噛んで食べ、食事するペースが下がると

最低限の量で高い満足感を得ることができるのです。

 

さらに痩せること以外のメリットを知り、

よく噛むことのモチベーションを高めましょう。

まず中年に差し掛かると、そんなに太って見えないのに

下腹お腹がポッコリ出てくる人がいます。

単に年取ると脂肪のつく場所が変わるんだろ

なんて考えてませんか。

これはよく噛まないことが

大きく関わっている症状なのです。

このような体型の人は東洋医学では

胃腸が弱い人と判断されます。

これは早食い大食いが原因で、

よく噛まずに胃の中に

食べ物がどんどん押し流され

重さで胃がどんどん下に下がってしまうからです。

かなりの小ささまで消化しないと

食べ物は胃から腸に流れていかないので、

重たくなった胃はしばらく下に

垂れ下がったままになります。

毎回そのような食べ方を繰り返すと

腸は上から圧迫され、

次第に下腹のあたりがポコンと

前に押し出されてしまうのです。

本来あるべきところから動いてしまうと

胃腸の機能は低下してしまいます。

若い頃は体幹の筋肉がついていて、

すっきり収まっていた腸も、

年とともにインナーマッスルが衰え、

押されるがままに

前に出てくるようになるのです。

 

しかし、よく噛むことでこの状態を改善することができます。

口は第一の消化器官と言われており

唾液は第一の消化液です。

よくすりつぶし唾液と混ぜあうことで

胃腸の負担は大幅に減少します。

最初から小さくかみ砕いてしまえば、

胃に食べ物が滞在する時間も減り、

食事の時間は長くなるため、

急激に胃に食べ物が入ってくることもなく、

胃が下に下がることなく

腸に食べ物を流すことができます。

よく噛むことでおなかの中に

好循環が生まれます。

 

よく噛むことのメリットはほかにもあります。

前回も説明したように腸の中は

食べ物が非常に腐敗しやすい環境です。

未消化の食べ物が腸の中にいつまでもあると

腐敗し腸内環境を悪化させます。

しかし、よく噛み、食べ物を細かくし

唾液とよく混ぜ合わせれば、

唾液はでんぷん質を分解してくれる酵素を含んでいるため、

胃腸の消化の負担を大きく和らげてくれます。

消化しやすい状態で取り込むことができるので、

食べたものはスムーズに体の中を流れ、

腸内細菌が活発に動ける環境を作ることができるのです。

また、消化酵素の分泌を最低限で済ませるため、

体の修復のための代謝酵素に

エネルギーをまわせます。

アンチエイジングにもなるのです。

 

さらに、唾液は食べ物の中の活性酸素を消したり、

発ガン性物質を分解する作用のある酵素

(ペルオキシダーゼ)も含んでいます

ただ、どちらも作用するには

30秒は必要とされるため、

よく噛むことが条件となります。

 

まだまだメリットはあります。

よく噛むことで、

食べ物内のフィトケミカルやビタミンなど

重要な栄養素を含んだ細胞の壁を破壊し外に出し、

体内で取り込みやすい状態にする

という効果もあります。

ビタミンはエネルギー代謝に必要な栄養素です。

エネルギーの代謝が活発になれば

太りにくい体を作ることにもなります。

 

最後にもう一つ。

よく噛むことは脳にある海馬や前頭前野が活性化し、

記憶力を高めます。

また唾液には神経成長因子が含まれており

脳機能の回復に役立つ作用があるともいわれています。

よく噛めば噛むほどボケにくくなることがわかっているのです。

最近物忘れが多いなと思ったら、

とにかく必死に噛みましょう。

 

まとめると、

よく噛めば、痩せられるのはもちろん、

胃腸の消化の負担を和らげ、

腸内環境を整え、

食物中の毒素を消し、

重要な栄養素を取り込みやすくすることができ、

おまけに頭の老化防止にもなるということなのです

 

これってすごくないですか。

これほどローリスク・ハイリターンな健康法はないと思います。

噛むことの力と唾液の力はホントに素晴らしい。

口は最強の消化器官で、唾液は最強のサプリメント

だということを忘れないでください。

消化はほとんどが無意識で行われるため、

自分の意識でコントロールできない機能

だと思ってしまいがちです。

しかし、その入り口(口)は

意識的にコントロールできる消化器官なのです。

心がけ次第で消化を助けることができるのです。

牛の消化(反芻)を調べてみると

彼らはよく噛み胃の中に入れた草を、

再び口の中に戻し嚙みなおすという作業をしています。

つまり、噛むことが正真正銘、消化機能の一つであり、

それをさぼるのは胃をなくしたり、

腸をなくしたりすることと同じくらい

体にとっては大きな負担なのだと

肝に銘じて食事と向き合ってみてはいかがでしょうか。

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以上よく噛むことについて書いてきました。

 

 

唾液を出すためには

リラックスして副交感神経を刺激することも大切です。

大好きな人達と

おしゃべりしながら、

感謝の気持ちで

命をいただくことが

大切だということも忘れずに。

 

 

カテゴリーの「ダイエット」で他にもまとめたものがあるのでよかったらご覧ください!

最後までご覧いただきありがとうございました!